あらゆる条件の違いを加味して予想を立てる

2011-07-15

JRAの競走馬のクラス分けにおいては基本的に一度昇級した馬は下級クラスのレースに出走することはありません。
しかし、現行の規定の中に「春競馬終了時点ですべての4歳馬の本賞金は以降2分の1に換算して扱われる」というものがあります。
これによってどういうことが起こるかというと、夏競馬開始から4歳馬に限り本賞金が半分で計算されるようになるために今までいたクラスから下級クラスに登録が修正されてしまうという状況になってしまうのです。
ということは、例えばこの間まで1000万下条件で走っていた馬がいきなり500万下条件のレースに出走してくることになり、今まで500万下で走っていた馬達にとってはたまったものではありません。
ただし、3歳馬と4歳馬以上では同じクラスでも負担斤量に4kgの差が設定されているため、バランス的にはここで調整を取っているということになります。
さらに言うと条件クラスの中でも特別競走というものが設定されており、これらのレースは通常の条件戦よりも賞金が高額になっているのですが、先ほどの馬齢による斤量差も小さくされており、3歳馬も簡単に恩恵を受けられなくなっています。
加えて1000万下条件以上のクラスではハンデ戦も開催されるようになります。
これは過去の競走実績により各馬の斤量が設定されるため、能力差が矯正されて接戦が演出されるようになっていますが、その分馬券の予想は非常に難しくなってしまうのです。
このように同じクラスのレースでも、様々な状況が生まれてくるのが条件戦の特徴です。
これらの細かい違いが第29回読売レディス杯などのレース結果に影響してくるのも間違いありませんから、あらゆる条件の違いを加味して予想を立てる訓練が必要になるということでしょうね。

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